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ケアカンファレンスとは【介護用語集:意味/解説】

介護で使われる用語「ケアカンファレンス」の意味について解説しています。

ケアカンファレンスとは

ケアカンファレンスとは、医療や福祉の現場において、よりよいサービス提供のためにスタッフ等関係者が、情報の共有や共通理解を図ったり、問題の解決を検討するために開かれる会議のことです。
「カンファレンス」は「会議」を指します。つまりケアカンファレンスは、その名のとおり「ケアに関する会議」という意味です。

「ケアカンファレンス」と「サービス担当者会議」との違い

サービス担当者会議もケアカンファレンスの一種ですが、こちらはおもにケアプラン作成等のためにケアマネジャーが主催する会議のことを指します(介護保険制度において「サービス担当者会議」といわれています)。
「ケアカンファレンス」は広義で、「サービス担当者会議」は狭義の関係となります。

サービス担当者会議では、協議する内容に関係するサービス担当者が参加し、基本的に利用者や家族も出席します。
利用者・家族の意向の確認や目標の決定、提供サービスなどが協議されます。
原則として、ケアプラン作成・変更時、要介護認定更新時、要介護認定区分変更時、継続して福祉用具を利用する場合に開催が義務付けられています。
関係者が顔を合わせることで共通理解を図り、利用者や家族の不安や疑問を解決したり、その後の連携がスムーズになる等のメリットがあります。

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